<ソフトバンク2-8楽天>◇29日◇福岡ヤフードーム

 楽天が連敗を5で止めた。初回に山崎武司内野手(41)が2ラン。3回は中村紀洋内野手(37)3ラン、ランディー・ルイーズ内野手(32)もソロで続き中軸がそろい踏み。序盤でつかんだ主導権を先発永井が渡さなかった。借金を9に戻したブラウン監督は「他チームとの差はない。混戦になる。最後まであきらめないで戦うことが大切」と、ネバー・ギブアップを強調した。

 派手な本塁打攻勢だったが、得点に至るまでの過程が申し分なかった。初回はこの日2番に入った内村が、3回には1番高須が送りバントを堅実に決めた。1安打で奪った8回の8点目は、代走平石が好走塁で本塁を陥れた。「トータルでいい試合運びだった。流れを止めることがなかった」とブラウン監督。後半戦で追撃をかけるには欠かせない「つなぎ」に満足そうだった。

 5年連続20本塁打にリーチをかけた山崎は言う。「借金はいっぺんに返せないが、8月に戻し、5割の攻防をしていけばチャンスが出てくる。残り試合で、去年みたいにはい上がっていく」。右足痛で離脱中の田中はこの日、投内連係を行うまで回復し復帰は目前。苦手相手の完勝を契機とし、一丸で上位に食らい付く。【宮下敬至】

 [2010年7月30日8時8分

 紙面から]ソーシャルブックマーク