オリックスが、若手外国人選手に対して今秋のキャンプで「助っ人」あつかいせず、日本人選手と同様に鍛え上げることが29日、明らかになった。日本球界では異例となる、いわば岡田アカデミーだ。7月の移籍期限内の新規契約はしないが、オフ以降、規模が拡大する可能性もある。
目指すは第2のバルディリスの育成だ。08年に阪神と育成契約したバルディリスは順調に成長。同に支配下契約をつかみ取り、今年から「恩人」の岡田監督のもとに移籍した。27歳の今では三塁のレギュラーとして堅守に加え、打率3割を超える打力も備えた。
いわゆる「助っ人」に頼るチーム構成を嫌う同監督は、バルディリスに続けと次々と格安で外国人を入団させてきた。3月にはフレディ・バイナム内野手(30)を獲得し、7月にはBCリーグ群馬からフランシスコ・カラバイヨ外野手(26)、さらにフレディ・バイエスタス投手(23)を育成契約で招き入れた。
「秋季キャンプ参加」を条件に契約している選手もおり、球団関係者は「しっかり鍛えて成長してもらいたい」と話す。高額でメジャー級の選手を連れてきても日本に適応するかは未知数で、経営面でもリスクが高い。岡田監督は、来年以降もにらみながらチームづくりを進める。
[2010年7月30日10時50分
紙面から]ソーシャルブックマーク




