クライマックスシリーズ(CS)は爆発だ!

 巨人原辰徳監督(52)が10日、CS突破へ熱いゲキを飛ばした。レギュラーシーズンを終え、1日の休養日を挟み迎えた練習再開日。ジャイアンツ球場に立った指揮官は冒頭、ナインに熱っぽく語りかけた。「我々には、やり残したことがある」。

 3分に及んだ訓示の真意は、こうだ。「このチームは今年、まだ爆発していないんだよ。力を出し切っていない選手が多すぎる。だから、このままでは終わらない。爆発しようぜ、ということ」。選手の能力を信じているからこそ、3位に甘んじるわけにはいかなかった。

 阪神とのCSファーストステージまで1週間。CS突破に「9試合で6勝。そのために切り替えていく」。松本、鈴木らを宮崎のフェニックス・リーグに派遣する一方、2軍からエドガーを招集。「14日の練習からのメンバーでCSを戦う」と明言した。ベストの布陣作りへ、準備を進めていく。

 熱い言葉は新人にも向けられた。今季最終戦の8日のヤクルト戦。逆転負けで2位を逃したが、9回サヨナラの好機で長野久義外野手(25)がボール球に手を出し空振り三振した。この日、ベンチの傍らに長野を座らせ説いた。

 原監督

 野球選手は毒を食わされても栄養にしないといけない。そうじゃないと、前に進めないんだ。

 苦い経験を糧に、ということ。長野は「好機で打てるように。CSは思い切ってやるしかない」と誓った。V逸の悔しさは、全員の中にふつふつと煮えたぎっている。そのマグマを、まずは16日のCS初戦、甲子園で爆発させる。【古川真弥】

 [2010年10月11日9時17分

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