<オリックス4-3ロッテ>◇8日◇ほっともっと神戸
オリックス西勇輝投手(20)がハーラートップに立つ無傷の4連勝をマークした。福浦に2ランを浴びたが、7回を4安打3失点にまとめる力投。T-岡田外野手(23)の逆転2ランを呼び込んだ。負ければ3連敗で岡田体制2年目でワーストの借金8になっていた土壇場。西勇輝はその名の通りの勇者だった。
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2011~~蘇る黄金の70’s~」と銘打たれたロッテ戦。阪急が3年連続日本一に輝いた70年代のユニホームを身にまとって躍動した。お立ち台で阪急の話題を振られると、こう言った。「僕は生きてないんで分からないですけど、一生懸命投げました」。1990年(平2)11月10日生まれ。阪急はその2年前の88年に球団を譲渡しており、阪急を知らない世代。だが内角も突く思い切った投球は、勇者魂そのもの。ロッテ金森打撃コーチをして「東の佑樹より西の勇輝の方が断然いい」と言わしめた。
母の日。「中学、高校と反抗もした。でも今の僕があるのは母のおかげ。お立ち台で言おうか迷ったのですが、恥ずかしかったので、今晩食事の時に“ありがとう”と言いたい」。三重から神戸まで応援に駆けつけた両親、姉の前での親孝行。試合後笑顔ですし店に向かった。
岡田監督は「1対2で次の点を取られてたら流れが悪くなるところだった。辛抱したからこんな結果になったんや。でも(登板日の傾向は)相手が一番弱い投手やからな。西が開幕投手やったら、(毎週エース格と当たり)そんなに点は取れんで」と、毒舌も交えた独特の表現でねぎらった。今季はすべて敗戦翌日の先発で全勝。サンデー勇ちゃんが、チームも勢いづける1勝を運んだ。【松井清員】




