<ソフトバンク1-2オリックス>◇12日◇福岡ヤフードーム

 オリックスがショック療法で競り勝った。打撃不振のキャプテン後藤光尊内野手(32)を2軍降格。緊張に包まれたチームが1点差ゲームをものにした。岡田彰布監督(53)の本音トークが切実さを語る。「こないして、辛抱して辛抱して勝ち星拾っていくと、波、来るよ。こんなゲームしか勝てん、今は。それでも1つでも拾っていくと流れ、来るよ。いつまでも悪いことない」。復調の兆しが少しだけ見えた。

 後藤に代わって3番のマイク・ヘスマン内野手(33)が6回に2戦連発となる同点ソロ。7回には代打北川博敏内野手(38)が決勝犠飛を放った。その1点リードをフィガロ、平野、守護神岸田が守りきった。連敗阻止のため移動バスは球場入りする道順を変更。今はささいな験担ぎにもすがりたくなるほどの低迷ぶり。「こういうゲームで勝ち、拾っていくことよ、思うよ」と岡田監督。逆襲に向かう道はこの試合で示された。【押谷謙爾】