<阪神2-4中日>◇13日◇甲子園
ホワイ
タイガース
ルーズ?
雨中で4発11点した勢いを、中日ネルソンにかき消されてしまった。これで外国人先発相手に4連敗で、借金を抱えたまま交流戦突入が確定。パ・リーグにもいい助っ投が多いだけに、早く打線が元気になってほしいなあ。あっ、今日投げる中日のチェンも外国人だったっけ。
「外国人アレルギー」が前夜の興奮をかき消した。甲子園の4発快勝で乗った勢いで中日戦に臨んだが、プレーボール直後の攻撃から、しぼんでしまった。ネルソンに序盤3回までパーフェクトに抑えられると、得点シーンはブラゼルのソロ本塁打だけ。7回1得点で、右腕に2戦連続で封じ込まれた。
「(仕掛けが)遅いね。いいボールを放っていたんだけど…」。
真弓明信監督(57)はため息をこぼした。8回に浅尾から集中打を放ち見せ場は作ったが、先発を攻略できなかったことが敗因のひとつだ。
広島バリントン、巨人トーレス、そしてネルソンに2度。外国人の先発投手とこの日を含め、4度対戦した。試合結果はすべて敗北だ。
「外国人というより、いいピッチャーだろ」。
指揮官は苦手意識を認めなかったが、打線がリズムに乗れないのは事実だ。ド派手なアーチ攻勢の翌日は、勢いを持続できないデータも加わる。5月3日の巨人戦(東京ドーム)、そしてこの日。4本の本塁打が飛び出した翌日は、なぜか勝てない。4番新井はくしくも試合前にこう話していた。
「これを何試合も続けていかないといけない。ドームのときもそうだったけど…。打ったけど、そこで終わってしまった。点を取れる試合を続けたら、雰囲気も出てくる」。
主砲も自覚していたが、簡単に克服できない。攻撃の難しさでもある。
ただ悲観的になり過ぎることはない。2得点ながら各打者に鋭い打球は出始めている。新井は3打数無安打も、4回の好機に右中間に惜しい当たりは打っている。「絶対に越えたと思ったが、風でしょう」。本拠地名物の浜風に押し戻され、攻略の糸口をつかみ損ねた。真弓監督も「毎日でも、打ってくれたらいいが…。しかし、集中打が出ているので、良くはなってきている」と打線の上向きを感じている。
初戦を落とし、借金は再び今季最多タイの「3」。17日から始まる交流戦までに、借金完済の望みは絶たれた。それでも攻守の復調を信じ、相手の出身地を問わず、一戦必勝で戦っていくしかない。【田口真一郎】



