現在12試合連続安打中と絶好調の日本ハム中田翔内野手(22)が、丸腰宣言でセ6球団のエースたちに宣戦布告だ!
今日17日ヤクルト戦(札幌ドーム)から始まる交流戦に向け、狙い球は直球1本と宣言。09年は先発は1試合でほぼ代打出場、負傷の昨季は未出場で、初めてレギュラーで臨む交流戦。対戦経験の少ない相手に対し、ガチンコ勝負を挑む。
中田の目がキラリと輝いた。札幌ドームで行われた全体練習後、冗舌だった。「普段打席に立てない投手ばかりなので勉強になることはたくさんある。どんどんバットを振っていきたい」。交流戦で対戦するセ投手のデータこそ少ないが、好調を維持する今はそんなことは関係ない。「エース級がどんどん投げてくる?
いや~、いいじゃないですか。12球団のエース級と対戦する中で、何か感じることがあれば」と豪快に笑い飛ばした。
自己最長の12試合連続安打中と打撃は絶好調。打率は3割に乗り、得点圏打率に至っては4割5分とチャンスにめっぽう強い。23打点はロッテ井口に次いでリーグ2位だ。交流戦は2年ぶりの出場だが「気持ちに余裕がある」という今季は、レギュラーとして堂々とその日を迎える。「データのない投手と対戦する時には何も考えず、真っすぐだけ狙っていく。真っすぐだけには、振り遅れたくない」と、怖いものなどない。
この日の練習では、福良ヘッド兼打撃コーチからバットの出し方など、熱心な指導を受けた。練習前には札幌市内の病院を訪問し、院内学級に通う子どもたちとキャッチボールなどで触れ合ってリラックス。子どもたちの「対戦したい投手は誰ですか?」の質問には「日本のエースということで、ダルビッシュさんの打席に立って、真剣勝負の球を見てみたいと思います」と笑顔で答えたが、今は他球団エースたちとの勝負が先。兄貴分として慕うダルビッシュとの対戦は、ずっと先の未来の目標だ。
ヤクルトとのセパ首位対決で幕を開ける今年の交流戦。日本ハムの背番号「6」が、勝敗の鍵を握っていることは間違いない。【中島宙恵】



