左脇腹を痛めている日本ハム斎藤佑樹投手(22)が16日、リハビリのペースを“自主規制”する考えを明かした。この日は、約30メートルの距離で強めのキャッチボールなどを行った。順調に回復をしているようだが「再発に気をつけて慎重にやりたい」。痛みを感じることが少なくなってきているが、勇気を持って、焦らずじっくり復帰を目指す構えだ。

 2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷に合流して3日。課されたメニューをしっかりこなしてきた。「状態次第ですが(ブルペンに)今週入れるのであれば入りたい」と言えるほど、回復具合は良好と感じている。しかし、2度と同じことを繰り返さないためにも慎重に、段階を上げていく。あと2日間は、この日と同じ距離、強さでキャッチボールをする。痛みが出なければ、遠投に移り、ブルペン入りは、その後になる予定だ。