<阪神1-2楽天>◇18日◇甲子園
3試合連続“完投”も報われなかった。6回をこの試合初めて3者凡退に打ち取った阪神能見篤史投手(32)は、ゆっくりとベンチへ引き揚げた。逆転を信じて-。そのときだ。再び雨脚が強まり、2度目の中断。そして、17分後に試合が6回裏コールドで成立、5敗目を喫した。ぬかるんだマウンド。いつもとは違う条件に苦心したが、言い訳などしない。
「相手も一緒ですから。先頭をずっと出して、周りに悪かった」。
5回まで先頭打者に出塁を許し、リズムに乗れなかった。それでも、失点したのは1回のみ。1死一塁から、松井に内角低め直球を左翼ポール際に2ランを浴びた。登板6試合ぶりの被弾で先制点を献上。それが、決勝点となった。
「逆球だったので僕が悪い。やっぱり先制点を取られるのはいけない」。
交流戦は5試合に登板し1勝3敗。前回登板の11日西武戦(西武ドーム)までの3試合は9回まで投げ、この日も6回を完投したが、勝ち運に恵まれなかった。次回は中5日でリーグ再開初戦となる、24日巨人戦(甲子園)に登板予定だ。交流戦の負の連鎖から抜け出し、同リーグのライバルをたたきつぶす。【鎌田真一郎】




