仙台に元気を与える!
マツダオールスターゲーム2011(22~24日)の監督推薦のメンバーが4日、発表された。ソフトバンクから杉内、和田の両エースに加え、摂津正投手(29)が先発として初選出。1952年の9人を超え、球団最多10選手の出場が決まった。社会人時代を仙台で過ごした摂津は、Kスタ宮城で開催の第3戦での登板を熱望した。
摂津が、仙台に大きな力を送る。監督推薦で球宴2度目の出場が決まった。09年は中継ぎで初出場したが、先発としては初めて。成長した姿を見せたいという思いは強い。
摂津
選ばれたことには正直、びっくりした。セ・リーグのどの打者も素晴らしい打者と対戦するのは間違いない。
24日の第3戦は東日本大震災で甚大な被害を受けたKスタ宮城で行われる。高校卒業後にJR東日本東北に入社。仙台は、約8年間過ごした第2の故郷でもある。秋山監督の計らいで第3戦に登板する可能性は高い。本人も仙台での登板を熱望した。
摂津
(前回は仙台で)投げる機会はなかったけど、いつかは投げたい。仙台で(球宴が)行われる。自分にとってはゆかりのある特別な場所。
社会人時代は、野球に打ち込みながらJRの駅員を務めた。思い出深い宮城県内の各駅や街の様子が変わり果てた姿を見て心を痛めた。登板機会はなかったが、6月29、30日とKスタ宮城での楽天戦に同行した。市街地は復興しつつあったが、特に仙台空港近くは、まだがれきの山が多く残っていた。球宴で少しでも被災地に力を送ることが、自分の使命であることは分かっている。
摂津
自分はバッタバッタと三振をとるタイプではない。しっかりとコースに丁寧に投げたい。
セ・リーグの強打者との真剣勝負で仙台のファンを熱くしたい。抜群の制球力、切れ味鋭いシンカー、相手のタイミングを絶妙にかわすシンカー。持てる力を出し尽くす。
監督推薦で杉内、和田を合わせた3人が選ばれた。選手間、ファン投票も合わせると球団史上最多の10人が出場する。52年の9人を上回る球団史上最多だ。摂津はホークスファンのため、仙台のため、思い切り腕を振る。【奈島宏樹】



