<広島12-4阪神>◇19日◇マツダスタジアム
大敗でも集中力を切らさない。阪神鳥谷敬内野手(30)は4打数3安打で打率を2割9分5厘まで引き上げた。2年連続の3割到達を射程圏にとらえた。だが、選手会長はあくまで「勝ち」にこだわっている。
「個人のことより、チームが勝つためにやっている。何とか明日、取り返したい」
1回に四球を選び、4点先制の流れを作った。猛打賞をマークしたのはその4点リードを逆転された後からだ。
4回2死から右前打で出塁すると、すかさず昨季の自己最多に並ぶ13個目の盗塁を決めた。7回1死から左前打、9回は先頭でサファテから中前打を放った。試合後「集中し続けるのが、難しい展開だったのでは?」と問われると首を振った。「打席に入れば1人なので。とにかく、塁に出て何とかつなごうと思っていました」。
残り試合は30を切った。崖っぷちに立たされても、まだまだファイティングポーズをとり続けている。



