<阪神9-3ヤクルト>◇4日◇京セラドーム大阪

 緊急登板にも動じなかった。阪神西村憲投手(24)が先発秋山を好リリーフし、昨年7月28日横浜戦(甲子園)以来の白星をつかんだ。1点リードの3回1死一、三塁のピンチで登板。バレンティンの右犠飛で同点に追いつかれたものの勝ち越しは許さない。宮本を二ゴロに打ち取りピンチを脱した。4回は直球で押し3人でピシャリ。打線の奮起を誘発した。

 西村

 いつでもいける準備はしていた。野手の人たちが打ってくれてリリーフがしっかり抑えて良かった。

 右肩の蓄積疲労からの復活星だった。2年目の昨季は、セットアッパーとして65試合に登板。7勝を挙げブレークしたが、終盤に戦線離脱。「自分では腕を振っているつもりだったのに、周りに振れてないと言われて…」。投げられない日々が続いた。昨オフ、いてつく寒さの鳴尾浜を1人黙々と走る西村の姿があった。ノースロー期間は3カ月に及び、実戦復帰したのは4月1日だった。

 6月6日に初昇格も2試合の登板で同22日に降格。2度目の昇格となった7月30日以降、15試合で2失点と安定感をキープしている。

 西村

 裏切らないようにしっかり頑張っていきたい。気を引き締めて、いつでもいけるように準備していきたい。

 9月23日には代走で起用されたが、やはり輝くのはマウンドの上だ。【岡本亜貴子】