<巨人4-0広島>◇18日◇東京ドーム
これからは総力戦じゃ!
広島野村謙二郎監督(45)が残り40試合を総力戦で勝負する。18日の巨人戦は3番手今村が4点を失い、打線も2試合連続で完封されて連敗。対巨人は引き分けを挟み5連敗で、借金生活に逆戻りした。それでも、勝負はこれから!
好調な選手を2軍から昇格させるなど全戦力を動員して球団初のクライマックス・シリーズ(CS)進出へ挑む。
泣いても笑っても、残り40試合だ。持てる全戦力を注いで、球団初のCS進出へ勝負をかける。
野村監督
これからはチームの総力戦で、やれることをやっていきたい。
この日の巨人戦は、先発福井が6四球を出しながらも6回途中まで無失点。さらに横山がつないだが、3番手のセットアッパー今村がつかまった。8回1死から3連打されるなど4失点。5月下旬から投げるたびにゼロで抑え、29試合連続無失点の球団新記録を作った。14日のヤクルト戦でその記録はストップしたが、気持ちは切り替えていたはずだった。
今村
真っすぐもスライダーも良くなかった。打たれたのは実力不足でしょう。みんな疲れている中でやっているので、自分だけ疲れたとは言っていられない。調子は良くないけど、それでもどんな場面でも抑えないといけない。
安定していた今村に今季初黒星がつき、ホールトンら巨人投手陣に2戦連続完封負けで、借金「1」に逆戻り。巨人戦は1分けを挟み5連敗と、波に乗れずに苦しい展開が続く。
だからこそ、だれかの調子が落ちても、だれかがカバーする。この日、不振の広瀬と梅津が2軍落ちし、江草と松山が昇格した。松山は即スタメンで起用され4回に安打を放ち、江草も8回に今村を救援して松本哲を三振に打ち取った。
高野手チーフコーチは「これからは、実績とかにとらわれず、2軍を含めた68人の全選手の総力でいく。他の選手も2軍から上がってくるかも」と決意を込めて話した。
野村監督は「広瀬は2軍でしっかり立て直して、自分の感覚をつかんで戻って欲しい」と、復調して大きな戦力となることを期待する。シーズン終盤、アツい夏を乗り切り、実りある秋を迎えるため、すべての力を勝利に向けて結集する。【高垣誠】



