良太級に大化けしてくれ!

 阪神育成選手の黒田祐輔外野手(26)が21日、指揮官から近未来のブレークを期待された。新井良ら1軍選手とともに秋季練習に参加中。1軍首脳陣から指導を受け、その肉体が指揮官の目に留まった。

 和田監督

 黒田は体の能力が高い。投手から野手になって、そんなにたっていない。粗削りだが、当たったら良太クラスの飛距離も出る。

 豪腕投手として、07年大学・社会人ドラフト4巡目で入団。育成選手となった11年度から外野手に転向。1軍昇格は果たせていない。今季はウエスタン・リーグ35試合で打率1割8分6厘。目立った成績は残せていないが、虎の将は良太級の才能があると見抜いた。

 和田監督

 身体能力の高い選手は可能性を感じる。(育成選手で)1人、2人、「オッ」っていうのはね。やることはたくさんあるのが前提ではあるが。練習を見て、飛ばすとか、足の速さがあると可能性を感じる。野球を覚えていかないといけないが、それができた時には、能力のある選手の方が伸びる。何年後には…、というのは見えた。

 身長192センチ、体重83キロ。188センチ、96キロの良太と比べても、見劣りしない体格を誇る。前日20日の秋季練習ではフリー打撃で柵越え4連発も決め、俊足も大きな魅力だ。この日も甲子園で練習に参加し、明日23日の秋季練習後、フェニックス・リーグが行われている宮崎に移動予定。抜群の素材が少しずつ、きれいに磨かれ始めている。

 ◆黒田祐輔(くろだ・ゆうすけ)1986年(昭61)5月1日、静岡市生まれ。静岡では2年夏に甲子園出場。駒大進学も、2年時の12月で中退。07年2月、裏方兼務のコーチとして母校静岡で練習を再開し、5月にシャンソン化粧品に就職。同年の大学・社会人ドラフト4巡目で投手として入団。3年目の10年オフに外野手転向し、育成枠で契約。右投げ右打ち。192センチ、83キロ。