プロ7年目で初のゴールデングラブ賞を獲得した日本ハム陽岱鋼外野手(25)が3日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸から倍増提示となる推定9200万円を保留した。チームでは3年ぶりの保留で、ハワイへの優勝旅行から帰国する16日以降に再度、交渉の場が持たれることになった。
「いい評価をいただいたけど、もうちょっとかな…と。野球もファンサービスも、自分の力は出し切ったので」。リーグ唯一のフルイニング出場で打率2割8分7厘。島田球団代表は「どこを見て欲しいか言ってくれれば、考え直しますけど」とし、次回交渉での上積みは完全否定した。球団としては、野手の中でトップクラスの評価を下したつもりだったが、本人の想定金額とはかけ離れていたようだ。
来季からは、かつてパフォーマンスでファンの心をつかんだ新庄剛志氏、森本稀哲(現DeNA)がつけた背番号「1」を引き継ぐ。この日、台湾代表としてWBCに出場する意向を球団側に伝え、近日中に代表入りが正式決定する予定。一流への歩みを進める陽岱鋼にとって、希望金額と見られる1億円が譲れないラインとなっているようだ。【中島宙恵】



