これが侍魂じゃ!
広島石原慶幸捕手(33)が3日、WBC日本代表候補の2人に太鼓判を押した。3月の本戦には広島から前田健太投手(24)、今村猛投手(21)の選出が確実視されている。前回の09年大会に出場した石原が頼もしく2人の背中を押した。広島市内のマツダスタジアムで契約更改交渉に臨み、年俸8000万円で3年契約の最終年を迎える。(金額は推定)
世界一の男が“強力援軍”になる。09年WBCで日本代表に選出された石原が、ともにWBC日本代表初選出となる前田健、今村の活躍に太鼓判を押した。
「投手と野手の違いはあるだろうけど、自分で考えることができる2人だと思う。聞かれたら、分かることは言いますよ。(出場は)マイナスではないし、いいものをたくさん得ると思う。頑張ってほしい」
世界一に輝いた前回大会は、広島から唯一合宿から代表にフル同行した。出場は第2次ラウンドの韓国戦のみだったが、貴重なバックアップメンバーとして一流プレーヤーと一緒にプレー。金メダルとともに経験を手にした。
「周りのメンバーもすごい投手ばかり。そういう中で試合が出来るし、しゃべる機会も増える。シーズンと違って一発勝負は、また違う」
後輩2人には世界で戦って得た財産を、チームに還元することを望んだ。今季は相次ぐケガで、07年以来の出場数100試合未満。昨年は打率2割1厘に終わるなど、複数年契約を結んだ過去2年は不本意なシーズンとなった。年俸8000万円で3年契約の最終年を迎える来季にかける思いは強い。
「自分自身というより、チームが勝つことが一番。うまくいかないと、終わってしまえば悔しいシーズンになる。何とかいいシーズンにしたい」
世界一から4年のときを経た。新婚で迎える来季は、セ界一をめざすシーズンとなる。【鎌田真一郎】



