巨人のキャンプで“川相塾沖縄校”が開校した。室内練習場で、通算533犠打のギネス記録を持つ川相ヘッドコーチが先生となり、バントの徹底講座が開かれた。受講者はドラフト2位の大累進内野手(22=道都大)で、午前と午後の2コマ。約20分ずつ計40分。マンツーマン指導となった。

 最初に矯正したのは重心の置き方だった。「構えている時は左足に6、右足に4の割合で、インパクトの時に5対5にする感覚で」と指導。これまで構える段階から右足に重心を乗せていた大累のバントフォームが大きく変わった。

 次に手をつけたのがバットの持ち方。大累は立てるようにして構えていたが、地面と水平に構えるようにと教えられた。バットを大きく動かすことがなくなり、転がる打球が安定した。大累は「すごく分かりやすかった。教えていただいた後、うまくいったんですよ」と感激。「川相さんの記録を抜きます」と大きな目標を掲げた。

 川相ヘッドコーチは「バントの形が悪いのが気になっていた。たかがバントだけど、数多くこなさないとできるようにならない。他にもやらなきゃいけない選手はいるけどな」と、次なる受講生にも狙いを定めた。【竹内智信】