阪神が同率首位・巨人との直接対決に圧勝した。今季4度目の4本塁打で9得点。村上が8回1失点に封じた。最短で15日に優勝マジックが点灯する。

完膚なきまでに攻めた。先制ソロの近本に始まり、本塁打トップ森下が26号、27号の2発で突き放す。そして9回、佐藤輝明内野手(27)が146メートルの特大24号2ラン。広告看板直撃の一撃で巨人を粉砕した。

「いい当たりだったので良かったです」。ベンチに戻ると、さらなる朗報が舞い込んだ。広告主の「リノシー」から100万円が贈呈されるとのアナウンスを聞き、主砲は右手を突き上げて破顔一笑。ベンチのムードは最高潮になった。「何に使うかは決めていないですけど、良かったです」と感謝した。ただの2点ではない。東京ドーム全体が「阪神強し」の空気に満たされた。

大きな1勝だ。同率で並んでいたライバルに再び1ゲーム差をつけた。ついに、優勝マジック点灯も視界に入った。東京ドームでは今季8勝2敗。12日、13日と一気にいきたい。「1戦目を取れたので、また明日もね、みんなで頑張っていきたいなと思います」。佐藤の穏やかな口調にも自信がにじんだ。

◆阪神の最短マジック 早ければ15日に優勝マジック33が点灯する。M点灯の条件は、阪神が12、13日巨人戦で○○、14、15日広島戦で○○か○△で、巨人が12日阪神戦から4連敗すること。

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