日本ハムのドラフト1位大谷翔平投手(18=花巻東)が今日17日、変則の「二刀流」デビューを果たす。沖縄・国頭で行われる紅白戦にDHで出場する予定。登板はないが、試合前にブルペンで投球練習も組まれている。“完成途上”の二刀流プロ初実戦となる。
ブルペンからプロ初打席へ。二刀流独特の“演出”がなされる。DHで出場予定の前に、約70球の投球練習が行われる。「自分の力を出せるようにしたいです。そこ(試合)で力を出すために、ここまでやってきたので。いい勉強になると思うので、1イニング、1打席を無駄にしたくないです」。初めての実戦に、気持ちは高ぶった。
1クールに1度のペースでブルペン投球を重ねてきた大谷だが、田之上2軍投手コーチは「徐々に体もできてきているし、(登板)間隔が短くなるのも予定通り」。50球を投げた前回15日の投球練習から中1日となる今日17日に、今クール2度目のブルペン入りを設定した。出場予定の紅白戦と“バッティング”したが、投手としての調整を遅らせるわけにはいかない。
ハードな1日になる。ブルペン後、球場に移動し、試合前の打撃練習を行う。そして、デビュー戦へ。守備の予定はないが、北、浅沼、宇佐美など故障者が多いため、フル出場する可能性もある。「まだマシンしか打っていないので、どうなるのかわからないけど、できてもできなくても、次につなげたいです」。実りの大きい1日にするつもりでいる。
16日は初めて外野ノックに参加。投手、内野手に続き、本格的に外野手としても始動した。「プロの外野手は、抜けたと思った打球でも捕る。高校生とは違います」。周りの先輩達に刺激を受けながら、日々成長を続ける大物ルーキー。今日17日のデビューは、特に忘れられないものになるだろう。【本間翼】



