開幕投手当確の中日吉見一起投手(28)がオープン戦本拠地初戦となる今日2日広島戦(ナゴヤドーム)に先発する。今季初実戦の日は、くしくもWBC開幕と同じ3月2日。2イニングを投げる予定で、これが13年シーズン開幕に向けての第1歩となる。
「バランスと目的を持って試合に臨みたい。打たれたから、抑えたからというのは関係ない。結果は二の次」
前日のナゴヤドームで調整した吉見は真剣な表情で話した。初実戦の結果は度外視。残された1カ月間でじっくり、シーズン仕様の投球を作り上げる。
昨年9月に右肘の肘頭骨棘を骨折した。その影響を考慮し、年明けにWBC代表候補を辞退した。世界の舞台を目指していた吉見には苦渋の決断だった。「迷惑をかけることになる」とその理由を語った。当然、シーズン開幕も危ぶまれたが、独自調整を任された2月キャンプで復調した。侍ジャパンもうらやむ?
仕上がりだ。
実戦マウンドは、右肘骨折で負傷降板した昨年9月17日巨人戦以来で166日ぶり。一時はジャパンのユニホームに袖を通しかけた男が、侍たちと同じ日に発進する。【桝井聡】



