<オープン戦:楽天3-4DeNA>◇2日◇長崎
最後はバットをへし折った。楽天片山博視投手(25)が8回に登板。渡辺直、内村と、かつてのチームメートから連続三振を奪い、3人目の松本はシュートで遊ゴロ。懐に食い込ませ、バットを折りながらボテボテの当たりに仕留めた。「ブルペンでは、そんなに良くなかった。佐藤さん(投手コーチ)に『ストライクを取っていけ』と言われて」。淡々と話したが、投手陣全体では6四死球を出す中、ストライク先行の投球が光った。
評価を取り戻す時だ。2月28日の韓国・斗山戦では3者連続三振だった。191センチの長身左腕として期待されながら、勝負どころで打たれてしまう印象がある。星野監督も「あいつのお母さんには『ひっぱたいても構いません。厳しくやってください』と言われとる」と、ため息をつくほどだ。それが、2試合連続でピシャリ。星野監督は「自分で勝ち取れ」と、さらなる結果を求めた。
昨秋から取り組むシュートが投球の幅を広げている。星野智が加入し、左の中継ぎのライバルは増えた。片山は「ゆっくりしている立場ではありません」とキッパリ。昨夜、自らバリカンで3ミリに丸めた頭で言い切った。【古川真弥】




