<オープン戦:日本ハム5-1ヤクルト>◇2日◇札幌ドーム

 日本ハム大引啓次内野手(28)が、地元ファンにあいさつ代わりの2安打1打点をマークした。オリックスから移籍後初の本拠地・札幌ドームで、「2番・遊撃」で先発出場。3回1死三塁から、右方向を意識した打撃で中前に適時打を運び、開幕スタメン候補がバットでもアピールした。

 チーム唯一のタイムリーに「ファンに認めてもらえるようなプレーをしたいので、そういう意味では少しホッとしました」と話した後「シーズンに取っておきたいくらい」とおどけた。5回には右前打を放ち、オープン戦3試合目で2度目の複数安打だった。

 器用なタイプで、オープン戦の打順は2番のほか9番も経験しているが、試合後に阿井ヘッドコーチから聞き取り調査を受けた。「打ちやすい打順があれば言ってくれ」との問いに「何番でもいいです」。「チームが勝つために準備を怠らずやっていくこと」と言い切る献身的な新戦力だ。

 新しい本拠地となった札幌ドームでは昨季、22打数10安打の4割5分5厘。地方球場を除く12球団の本拠地では、最高打率をマークした相性のいい球場だ。「熱いプレーで声援に応えたい」と話していた新顔が、活躍を予感させる“本拠地デビュー”となった。