<オープン戦:中日0-1広島>◇2日◇ナゴヤドーム
守道竜の13年オーダーが不発!?
中日が2日、今季対外試合8試合目で初めて完封負けを喫した。広島とのオープン戦(ナゴヤドーム)。本拠地初戦は主力を並べたベスト布陣で臨んだが、9四死球ながら4安打無得点11残塁と、何ともスッキリしない展開だった。守道さん、今年は大丈夫でしょうか?
今季初めてのナゴヤドームは、ため息の連続だった。1回2死二塁で5番和田が中飛、2回2死一、二塁で1番大島が右飛…。得点機会はつくるのだが、肝心の1点が入らない。結局、今季の“本拠地初得点”は生まれないまま、0-1で試合は終了。スカッと快勝とはいかなかった。
28日間のキャンプは、近年のチームカラーがひっくり返るような内容だった。対外試合初戦の2月5日、韓国・ハンファ戦では中田亮がサヨナラ打を放って初勝利。同16日の阪神戦でも若手中心の打線で11得点を奪った。中田亮、松井佑らが必死にアピール。いつもは野手に手厳しい高木守道監督(71)も「若い投手が心配」と話すほどだった。「投低打高」ぶりは顕著。それが名古屋に戻れば、いつもの「投高打低」に逆戻りだ。
この日のスタメンには主力メンバーがズラリと並んだ。WBC日本代表の井端、クラークを除き、ほぼベストと言っていい布陣。高木監督は「今日のオーダーはベテランですけど、ベテランはまだあんな状態ですよ。(本拠地)初戦から大竹のような速いピッチャーと対戦できて良かったんやない」。問題視することはなかったが、心中は穏やかではないはずだ。
指揮官はすでにベテランの特権を剥奪し、主力選手を地方遠征にも同行させる考えを明かしている。これから29日のDeNAとの開幕戦まで、残された試合は17試合。目標の開幕ダッシュを成功させるためにも、重要な助走期間となる。【桝井聡】



