<オープン戦:巨人7-5ソフトバンク>◇2日◇東京ドーム
ソフトバンク新垣渚投手(32)が、開幕ローテーション入りに黄信号をともした。走者を出すと制球を乱して失点する課題を、またもクリアできず。3回4安打4失点でオープン戦2連敗となった。
秋山監督は「課題がなかなかねえ。直んない、直んない。エラーが絡んでいるとはいえ、1点までだな」と淡々とした口調でドーム裏の通路を突き進み、次回登板での“ラストチャンス”について「てん、てん、てん(…のこと)だよ」と笑ってごまかした。
投球内容は二重人格だった。1回と3回は3人で片付ける一方、2回は先頭打者の村田に安打され、別人になった。味方の失策と死球で無死満塁とし、ここから芋づる式に4失点。直球は抜け、スライダーは指に引っ掛け、ばらばらだった。新垣は「投げ急いでしまった。イニングを投げながら感覚をつかめていった部分はありますが…。下を使えず、(体が)前に少し流れてしまった」と唇をかんだ。
前回登板した2月23日西武戦もまったく同じ内容で、2回6安打4失点KO。高山投手コーチは「もともと、そういうところはある。2回続けてという事実があるだけに…」と我慢の限界は近づきつつある。【押谷謙爾】



