<オープン戦:阪神13-5中日>◇5日◇鳴門オロナミンC
阪神の開幕ローテーション争いは停滞-。中日戦に先発した鶴直人投手(25)は4回6安打3失点、岩本輝投手(20)も4回4安打2失点とともにアピール不足に終わり、期待して送り込んだ和田監督も「しゃきっとせいへんかったなあ」とぼやいた。
6回から登板した岩本は2イニング目につかまった。連打と四球で無死満塁になり、堂上直に押し出し四球。さらに暴投で失点と独り相撲だった。
「悪いところも出た。ストライクを入れていこうとしすぎてしまった。点を取られたあとは、思い切っていけた。今までは思い切って行けていなかったから」
バランスは定まらず、制球が乱れた。ワインドアップで投げていた投球動作も失点を重ねた後はセットポジションに切り替え、残り2イニングを無失点。修正能力の高さは見せ、何とか4回2失点にまとめた。
鶴は昨年3月以来、1年ぶりの先発で本来の球威を欠いた。2回2死二、三塁で谷に低め直球をミートされ、左中間へ2点二塁打を許した。「球のキレ、直球の威力で、いつもより(腕を)しっかり振れてなかった」と猛省。4回3失点と振るわなかった。
先発陣は能見、岩田、両助っ人は確定的。残り2枠を巡る争奪戦を展開している。岩本、鶴のライバルはドラフト1位藤浪、榎田、秋山ら。結果を出し続けなければ脱落していく。中西コーチは2人について「もちろん先発で」と話しており、次回の登板機会が分岐点になりそうだ。【酒井俊作】




