<オープン戦:DeNA4-14阪神>◇15日◇横浜

 やはり2年目はひと味違う。阪神伊藤隼太外野手(23)が開幕1軍入りへ強烈アピールだ。マートンの代走で途中出場し、6回にDeNA菊地から中堅右へ2ランを打ち込んだ。

 外野陣は田上、俊介らライバルが多く、開幕1軍入りの競争は激しい。新人だった昨季は打率1割5分4厘、本塁打はなくわずか1打点だったオープン戦も、ここまで打率4割9厘、7打点。2年目の覚醒を感じさせるが「日々体調も変わりますし、その中で合わせていかないといけないですから」と気は緩めない。「今日は振れていない」と感じればネクストで待つ間にも多めに振り込むなど、準備を欠かさないよう意識している。

 20日広島戦(高松)までの実戦で、開幕メンバーが絞り込まれる見込みだけに、この日の1発は大きなアピールになった。1年前は開幕戦に先発出場するもわずか3試合を終えて2軍に降格した。「チャンスは限られてくるので、1打席1打席集中してやりたい。継続ですね」と前を見据え、真の1軍戦士に突き進む。