<オープン戦:日本ハム7-1オリックス>◇16日◇鎌ケ谷
大谷斬りで殴り込みや!
オリックスのドラフト5位、子持ちルーキー森本将太投手(20=BCリーグ福井)が開幕1軍へ猛アピールだ。7回1死から登板。2死二塁で大谷を迎えるとギアを入れ替えた。内角を果敢に攻め、最後はスライダーで空振り三振に仕留めた。
「すごく注目されている選手だし、同じルーキー。負けたくない、打たれたくないという気持ちで投げました。自分はそんなに怖く感じなかった。体も大きいし、投げやすかったです」
エリート街道を歩んできた大谷を相手に、闘争心を燃やした。直球は最速149キロをマーク。小さな体をいっぱいに使い、開幕1軍の座をつかもうと必死だ。
雑草魂がルーツだ。BCリーグ福井時代の移動はすべて、ぎゅうぎゅう詰めのバスだった。今回の東京遠征で人生初めての新幹線グリーン車に乗車。「BC時代を忘れないようにしたい」。雑草魂を忘れず、プロの世界でもはい上がっていくつもりだ。
首脳陣の評価も急上昇だ。森脇監督は「十分だと思う。競争の枠に入っているね」と高評価。ミンチェ、比嘉、平井らとの争いを勝ち抜き、勝利の方程式へとつなぐ中継ぎ右腕の枠を奪いにかかる。【池本泰尚】
◆森本将太(もりもと・しょうた)1992年(平3)5月25日、福井市生まれ。坂井市立磯部小3年から野球を始める。丸岡南中時代は福井ブレイブボーイズに所属、3年時に北陸大会優勝。福井工大福井では甲子園出場なし。BCリーグ福井を経て、ドラフト5位でオリックスに入団。174センチ、70キロ。右投げ右打ち。家族は夫人と2月7日に誕生した長男。



