<オリックス8-2日本ハム>◇13日◇ほっともっと神戸
オリックスが「がんばろうKOBE」のワッペンで2連勝を飾った。今回の日本ハム3連戦は、ブルーウェーブ時代の復刻版ユニホームで臨んでいる。95年の阪神・淡路大震災を乗り越えてのリーグ制覇、そして96年の日本一とファンには思い出の詰まったデザイン。2回の逆転劇は、暴投で2者生還。相手のミスにつけ込んで、得点を重ねた。森脇浩司監督(52)は言った。「いろんなことを回想しながら、見ていた方もいるでしょう。走り回って、プレーすることこそ、このユニホームを着る意味がある」。洗練されたかつてのオリックスをほうふつとさせる勝利だった。
くしくも試合当日の早朝には地震が起きた。阪神エリアは震度4の揺れ。選手会長の坂口は兵庫県明石市出身で大震災を経験。この日は神戸市内の自宅マンションで、時計が落ちた音で目が覚めたという。「また余震があるんじゃないか、と思ってしまう自分がいる」。チームに目立った被害はなく、通常のスケジュールで試合開始を迎えた。ナインは走塁への高い意識を維持し、動揺は見られなかった。
チームは3カード連続の勝ち越し。貯金「3」で単独2位に浮上した。【田口真一郎】



