<ヤクルト3-9西武>◇15日◇神宮
普段は温かい神宮球場のファンから、厳しい声が飛んだ。最下位のヤクルトは西武に被安打14、9失点で今季初の6連敗を喫した。スタンドからの「勝ってよ!」「頼むよ!」の絶叫を背に、小川淳司監督(55)は「点を取ったら取られている。選手の使い方が悪いなと思う」と責任を一身に背負った。
打つ手が決まらない。先発には「2軍からの推薦があったし、起爆剤にもなれば」と、13日に支配下登録したばかりの徳山を初登板ながら抜てきした。だが結果は、緊張からか3回3失点KO。流れを変えたいとの思惑は、序盤で崩れた。
打線にも手を加えた。西武牧田対策として「左打者の方が対戦打率がいいから」と畠山、田中浩の主軸を外したが、計5安打のみ。7回に今季初先発の新田のプロ1号2ランで1点差に追い上げたが、反撃態勢に入りたいところでリリーフ陣の石山、松岡、山本哲が炎上した。小川監督は「とにかく点をやりたくなかったから出したけど…はまらない」と、苦しい胸の内を明かした。
池山打撃コーチは「目標だけは失わないようにしないとチームがガタガタになる。(交流戦の)あと22試合、どう戦うか。頑張ります」と力を込めた。けが人続出の影響もあるが、借金は今季最多の8。ヤクルトがもがき、苦しんでいる。【浜本卓也】




