<ロッテ1-7阪神>◇23日◇QVCマリン
アンビリーバボー!?
阪神ランディ・メッセンジャー投手(31)の粘りが白星を呼び込んだ。1回には2死満塁、3回にも2死満塁のピンチを背負う。マウンドが合わず、足を取られる光景が何度も見られた。制球も乱れ、3回までに88球も費やした。それでも1失点。序盤5点の援護に救われた。
「今日を含めて過去3登板で最初の3イニングで80球以上、投げてしまった。アンビリーバブル…」。それでも7回2死後、連打を浴びて降板するまで粘った。来日最多、146球の力投。QVCマリンでは11年から3戦3勝の好相性でリーグトップの6勝目を手にした。
今季は2年契約の最終年で動向に注目が集まる。この日は米大パドレスのスカウト陣が視察。「詳しくは言えない。今日はあまり良くなかったけどね。当然、チェックしているよ」と関心を寄せた。17日にもヤンキースとアスレチックスが投球を見ており、大リーグの触手が伸びる。周囲の騒々しさをよそに、塁上に走者を置いても崩れないタフネスが光った。【酒井俊作】



