男は黙って、結果を出す-。巨人村田修一内野手(32)が27日、ジャイアンツ球場での全体練習に参加。前日26日のオリックス戦では先制点献上につながる失策、3球三振で1回終了時に交代の屈辱を味わった。試合後は多くを語らなかったが、一夜明けても口は重たかった。

 気持ちの切り替えについて「切り替えられなきゃプロじゃない」と話したが、その後は「今日は話すことはないですよ」と口を閉じた。昨季は9月7日のヤクルト戦(神宮)で2回に交代し、試合途中の帰宅を命じられた。その時には翌日、丸刈りになって登場。今回は闘志を内面に秘めるように、語ろうとしなかった。

 原監督は前夜は「心技体において準備不足」と一刀両断。この日は「(村田に)何も言ってないし、言わないよ。今年は真のファミリーになっているわけだから。彼は大きな位置付けにある」と非情采配を発奮材料に変えてほしいと願う。

 ソフトバンク戦は通算打率3割2分3厘と交流戦の6カードの中で最もいい。「出られたら頑張ります」。出られたら、という言葉には危機感が表れている。男・村田が屈辱、危機感、さまざまな感情をバットにぶつける。【広重竜太郎】