<オリックス0-2楽天>◇29日◇京セラドーム大阪

 鈍感じゃダメなんです…。オリックスが敗れ、パ・リーグ唯一の借金チームとなってしまった。先発井川慶投手(33)を援護できず、散発3安打で今季6度目の0封負け。得点圏まで走者を進めたのは2四球の初回のみで、2万人の観衆を前に、盛り上がりに欠いた試合だった。

 楽天戸村の動くボールに凡打の山を築いた。前夜のサヨナラ勝ちの勢いを発揮できず、森脇浩司監督(52)は「僕も含めて鈍感です。どういうボールで打ち取られているか、はっきり傾向が出ているのに、最善を尽くせないのはどうか」と元気のない打線に対策を求めた。

 象徴となってしまったのがT-岡田だ。28日に昇格するも2戦で7打数無安打4三振。2打席目からは「体の上下のバランスをよくするために」と、右手と左手を離してグリップを握るなどもがいた。5球団が勝率5割以上で、リーグの借金丸抱えの屈辱。危機を敏感に察知しないと正念場は乗り切れない。