<日本ハム1-5オリックス>◇5日◇札幌ドーム

 19歳のバースデーをバットで祝うことはできなかった。日本ハム大谷翔平投手は9回に代打で出場したが、オリックス平野佳の前に空振り三振に倒れた。「いい投手ですし、初球からどんどんいければよかったです」。打席に立つのは5試合ぶり。それでも「(影響は)特にはなかった」と言いわけにはしなかった。

 凡打はしたが、実りのある一打席になった。前日4日に6回途中107球を投げ、2勝目を挙げたばかり。登板翌日に野手で出場するのは初めてだった。栗山監督は「登板翌日の体がどういうものか確認したかった」。二刀流挑戦の一つのテストケースとして、貴重な経験を積んだ。

 プレーヤーズスペシャルデーとして、来場者には限定グッズが配られ、試合開始前には、幼少時代からの写真で構成されたヒストリーVTRも流された。「なかなか(誕生日に)ゲームはないと思うし、うれしいです。勝てればよかったですが、また明日切り替えてやりたい」。すでに前を向いていた。