<広島1-3阪神>◇5日◇マツダスタジアム
場所を変えても、負の流れは断ち切れていなかった。広島ベンチは序盤から仕掛けた。1点ビハインドの2回2死二、三塁の逆転機を迎えた場面だった。先制した直後、新井貴、今成に2者連続本塁打を許した武内をあきらめた。1度はネクストバッターズサークルで準備していた右腕に代えて、迎を打席に送った。
野村監督
武内はらしくない投球だった。つかまるのは目に見えていた。私の判断。
確かに、マウンドには1週間前の対戦で7回2安打1失点の好投を見せた姿はなかった。情けを捨て、勝ちへの執念を見せた。だが、迎は直前の会沢に続き、空振り三振。ここで、試合の流れを完全に失った。3回以降はメッセンジャーの前に1安打に封じられ、代打陣は迎に続き、安部、広瀬も空振り三振。反撃のきっかけすら手にできなかった。
野村監督
初回にいい攻撃をしたのに、(2回の好機は)三振、三振で、どうやっていいのか…。
矛先は10打席安打がないエルドレッドにも向いた。「考えないといけない。いいところでトーンダウンする」。この日も、1回1死一塁で併殺に倒れるなど、4打数無安打。4番剥奪の可能性も示唆した。
前日4日はナゴヤドームで中日戦。1点リードの8回にバリントンは、2回2死二塁から苦手の大島を敬遠し、荒木との勝負を選んだ。だが、その作戦が裏目となり決勝の2点適時二塁打となり、逆転負けを喫していた。連夜の空回りで連敗を喫し、4位に転落。借金も再び10となり、もやもやばかりがたまっていく。



