<巨人4-10中日>◇18日◇東京ドーム

 守道監督大はしゃぎの、東京ドーム大花火大会だ!

 中日が期待の2年目高橋周平内野手(19)の2ランなど4アーチで巨人をねじ伏せ、今カード勝ち越しを決めた。前日17日夜、都内宿舎から「2013神宮外苑花火大会」(日刊スポーツ新聞社主催)を見てイメージを膨らませた?

 高木監督もスカッとする一発攻勢。手前みそですが、これも日刊スポーツ効果!?(調子に乗ってスミマセン…)。

 ドン、ドン、ドン、ドンと計4発。いつも巨人が打ち上げる派手な屋根付き球場の“花火大会”ジャックだ。1回に3番森野が2ランで開催告知。3回には高橋周が巨人戦初となる特大の2号2ラン。6回は伏兵藤井の4号ソロが飛び出す。とどめは9回に今カード3戦連発となる平田の11号ソロだった。前日17日は巨人長野と亀井に被弾し逆転負け。「やられたらやり返す、倍返しだ」-とばかりの4発完勝に「打ち上げ花火みたいだったな」と守道監督もご機嫌だ。

 17日の悔しい敗戦後、指揮官は宿舎に戻って「神宮外苑花火大会」で戦いのイメージを膨らませた。「見ましたよ。ああいうふうに打ってくれればと思って見とった」。ただ、1時間1万発の大花火大会も、大人物の守道監督には物足りなかったようで試合前の三塁側ベンチでは「もっとやるもんやと思っとったんやけど…」と消化不良ぎみ。それを察知したわけではないだろうが、自軍の選手が最高の形で補ってくれた。

 4発のうち、指揮官の一番のお気に入りが「スターマイン」ならぬ「スター候補生」の高橋周の1発。菅野から変化球を引っ張って右翼にガツン。右方向への当たりはプロ2年目、通算4発目で初めて。高橋周が子どものころにあこがれた巨人松井のあの放物線を思い起こさせるような当たり。19歳は「僕の弾道とは比較になんないっス」と謙遜したが、守道監督は「ルナがいない中で、サードは彼しかおらん。来年につながるバッティングをしてほしい」と希望の光をみた。

 東海大甲府出身の高橋周。ドームには東海大系列の総帥で巨人原監督の父貢さんもいた。同氏は「いいね。彼が出てくると面白い」と高橋周を高評価。この19歳の輝きは花火に負けない。気を良くした守道監督は「長良川で花火大会や」-。明日20日広島戦の舞台、故郷岐阜での“開催”も予告し足取り軽く帰りのバスに乗り込んだ。【八反誠】

 ▼中日の今季の1試合4本塁打以上は、6月23日巨人戦(東京ドーム)4本、同29日DeNA戦(横浜)5本に次ぎ3度目。1試合4発以上がシーズン3度以上は、09年3度(4月3日横浜戦、7月7日ヤクルト戦、同28日巨人戦)以来4シーズンぶり。