<DeNA11-2巨人>◇23日◇横浜
勢いを止められなかった。巨人は先発デニス・ホールトン投手(34)がピリッとしない。3回、連続四球からピンチを招くと、あっさり先制点を許した。さらに同点に追いついてもらった直後の4回には、中村に勝ち越しソロを許す嫌な試合展開。リリーフ陣も、ことごとく打ちこまれ11失点。あまりの惨状に原辰徳監督(55)は「中継ぎは責められない。私の継投ミスというところでしょう」と責任を負った。
同じ失敗を繰り返している。巨人にとって梶谷は、15日に1試合2本塁打を打たれた、マークすべき打者。その相手に6打点を許した。「そのへんは研究しているでしょう」と、指揮官はすでに対策に乗り出したことを明かしたが、気になるのは各球団に、そういう打者がいることだ。
中日戦(16~18日)は平田に3試合連続本塁打を打たれた。前日22日までのヤクルト戦はバレンティンに2試合連続で1試合2本塁打を打たれた。そしてDeNAは梶谷だ。この日、勝ち越しソロを許した中村も、春先からの天敵。対戦打率3割7分3厘、5本塁打と煮え湯を飲まされている。
先発、中継ぎともに、投手陣の状態が落ち込み、各球団の天敵の存在が明確になってきた。川相ヘッドコーチは「同じ相手に何度もやられているようでは勝負にならない」と言う。分かっていて修正できないだけに苦しい。マジックは消え、3連敗と苦戦が続いている。3試合で25失点。巨人の足踏みの理由が見えた。【竹内智信】




