<中日7-0阪神>◇7日◇ナゴヤドーム

 ルーキー左腕がまた、5回もたなかった。阪神ドラフト6位岩崎優投手(22)は前回の1日広島戦同様、5回途中でマウンドを降りた。4月24日には7回を零封して堂々と腰掛けたナゴヤドームのベンチに、険しい顔を下に向けたまま戻った。

 「投げにくい感じはありましたけど、2アウトからだったのでもったいなかった。申し訳ないです」

 中日戦には2戦で2勝0敗。デビュー戦から0行進していた相性のよい相手に、15イニング目につかまった。3回。それも連続三振で2死走者なしからだった。

 1番荒木に中前打、大島にこの日初めての四球を与え一、二塁。3番ルナに真ん中に甘く入ったシンカーを強振され、左翼フェンス直撃。打率4割と打ち込まれていた4番平田には、フルカウントから中前に2点適時打を運ばれた。

 前回の広島戦では自己最短の4回1/3でマウンドを降りた。「間合いを大切にしたい」と雪辱を期していたが、この日も2死から走者をため痛打された。5回も2死走者なしからだった。ルナ、平田と連続四球。直後、森野に中前適時打を打たれ、中西コーチがベンチを出た。4回2/3を6安打6失点。制球も乱れ3四球を与えた。球数は110を数えた。

 相性や日程を考慮され、1度、出場選手登録を抹消される。次回先発は、再登録可能な18日以降のDeNA戦が決定的だ。「次があれば結果を出せるように頑張りたい」。しばし充電し、救世主左腕として戻ってくる。【宮崎えり子】