<オリックス8-1ソフトバンク>◇15日◇京セラドーム大阪
首位ソフトバンクがまさかのアクシデントに見舞われ、2位オリックスとの直接対決初戦を落とした。1回1死。摂津正投手(32)の右手親指にオリックス安達の痛烈なライナーが直撃し、わずか10球で緊急降板となった。1死一塁から金無英がスクランブル登板したが、この回3点を許した。主導権を早々と失うと、後半戦最大の7点差をつけられた。
摂津は打球直撃を避けようとグラブを差しだしたが、一瞬間に合わず。救援した中継ぎが打ち込まれている頃、大阪市内の病院で右手親指の打撲と診断された。試合後は「申し訳ない」とひと言だけ残した。アイシングを終えた患部は「素手」の状態で、バスに乗り込んだ。秋山監督は「出ばなをくじかれた感じだな。まあ打撲ですんで良かった」と話し、骨折などで長期離脱という最悪の事態を回避できそうな点には胸をなで下ろした。
摂津はベンチ裏の通路ではアクシデントのダメージを感じさせない、普段通り平静な表情を通した。交流戦明けから球宴期間をのぞけば中6日のローテーションを守ってきた軸だけに、気になるのは今後の登板への影響だ。郭泰源投手コーチは「明日、様子を見てからの判断になる」と話すにとどめ、今日16日はノースロー調整で患部の腫れが引くのを待つとみられる。
打線は金子から1点を奪うのがやっと。初戦を落としてオリックスと3ゲーム差に縮まった。第2戦。8月は連敗ゼロのソフトバンクが底力を見せるゲームとなる。【押谷謙爾】



