西武田辺徳雄監督(48)が「ノリのカーテン」を引いた。2日、西武所沢店での新春イベントに出演。約150人のファンを前にしたトークショーで、開幕投手について「まだですね。キャンプ中に伝えたい」と昨季の最高勝率、エース岸の3年連続の大役に当確ランプをともさなかった。

 昨年とは対照的だった。伊原前監督は同じイベントで開幕投手を含めた開幕オーダーを大開放。だが田辺監督はリップサービスよりも選手の競争心をあおることを優先させた。開幕投手の話題には隣の菊池に「体がピクッと動いたな」とツッコミを入れ、今季は勝負の6年目を迎える左腕を苦笑いさせた。実際は「動いていなかった。ジョークだよ。でも勝ちと負け(昨季5勝11敗)をひっくり返すぐらいの成績を残してほしい。開幕を争う投手が2、3人ぐらい出てこないと」と田辺流のハッパだった。

 主将を務める中軸の栗山に対しても「横一線でスタートしてもらう」とフラットに見る。「はなからこのメンツとはあえて言わない。何があるか分からないから」。サバイバルを勝ち抜いた強き獅子を求める。【広重竜太郎】