梅ちゃん先生から「張り切り注意」の忠告だ。阪神梅野隆太郎捕手(23)は8日、鳴尾浜に戻って自主トレを再開した。新人合同自主トレのために集まった大勢の報道陣を見て、新人だった1年前を回想。「この時期は寒いのでケガだけは避けないといけない。張り切りすぎずにペースを保つことですね」。1年目スタートダッシュのコツを説いた。

 昨年のルーキーイヤーは充実の新人合同自主トレから始まった。沖縄・宜野座キャンプスタートが内定していた岩貞が体調不良で6日間にわたり練習参加を見送った。仲間の離脱に心を痛めながら、梅野は着々と準備をし、沖縄スタートをゲット。開幕1軍へとつなげた。

 早速、ドラフト3位江越が、梅ちゃん先生に質問の手を挙げた。「ずっと1軍でやられていたので、1軍の環境など少しずつわからないことを聞いてみたいです」。梅野にとって江越は大学日本代表での後輩。野球以外の面でも梅ちゃん先生は頼りになる存在だ。

 今年の新人3投手は全員社会人出身で即戦力。梅野も先輩面する気はさらさらなく「早くコミュニケーションを取りながら(特徴を)つかみたい」と積極的に投球を受ける考えだ。前日7日は福岡・新門司港をフェリーで出発し、この日の朝に関西へ到着。そのままグラウンドに飛び出た。少したくましい梅ちゃん先生も、心意気は1年前と変わらない。