恒例のダメ出し連発で、愛のムチを入れた。日本ハム栗山英樹監督(53)が、順風満帆の3年目を迎えた大谷翔平投手(20)を激しく言葉責めした。10日に2軍の千葉・鎌ケ谷で新人合同自主トレ視察、スタッフ会議に出席。偶然、自主トレ中の大谷と今年初対面した。球場内の食堂で顔を合わせ「(体が)大きくなってバランスが良くなった」と褒めたが、後は容赦なく“口撃”を開始した。

 まずは新年のあいさつの、たしなみについてだ。「反応が鈍いんだよね。アイツだけ、いいかげん」。大谷は今日11日に岩手・奥州市での成人式に出席する。節目を控えていても期待と愛情がたっぷりと詰まった、冷や水もぶっかけた。

 栗山監督

 ここまではお父さん、お母さんにもらったモノ(才能)。だって、まだ(プロで実質)1年半くらいでしょ。もう責任のある大人なので、もっと努力をしなさい。もっと、もっと頑張ればいい。キチンと確実にやっていく。何となく能力で、できているモノはつぶれるから。

 潜在能力、伸びしろを見込んでいるから今季も厳しい。大谷は、自主トレを一時打ち上げて里帰り。昨年のキャンプで「バカヤロー!」を連発した指揮官は、再度の強烈すぎる金言を手みやげにプレゼントした。20歳のパイオニアは背筋を伸ばしてケジメのセレモニーへ臨む。【高山通史】