阪神ドラフト2位の石崎剛投手(24=新日鉄住金鹿島)が12日、藤浪超えの持久力を猛アピールした。鳴尾浜での新人合同自主トレ。球場内3キロのタイム走に参加。スタートから抜け出すとあっという間に独走状態を固めた。7周終了時には守屋、横山、江越を周回遅れにし、横山の抜き際にはおしりをポンとたたいて声をかける余裕も見せるなど、他の4選手をぶっちぎった。
「横山はキツそうだったので声をかけた方が楽になるかなと。この前ランニングが得意と言った責任もあるし、前半から飛ばしました。目立ってしっかり名前を売る。自分をアピールしたいと思って走りました」
5人の中の最年長ルーキーは息を弾ませたが、11分35秒のタイムに目を丸くしたのが伊藤トレーニングコーチだ。「近年のルーキーでは最速です」。2年前の藤浪は3・5キロで13分57秒。1キロ換算すると石崎が3分51秒で藤浪より約8秒速い計算だ。「そうなんですか?
それはうれしいですね」。石崎も会心だったが「ゴールした時に倒れるぐらい出し切ったわけじゃない。7~8割です」と余裕しゃくしゃくだ。
入団発表会見で2億円の世界最高級車「ブガッティ・ヴェイロン」に乗る夢をぶち上げ、キャンプ1軍発進も濃厚な右腕は身体能力も抜群。18日以降にはブルペン入りする計画もあり、剛腕披露が待ち遠しい。<阪神新人合同自主トレ近年の持久走>
◆14年
ドラフト2位横田が3キロを12分20秒で圧勝。視察した平田2軍監督(当時)が新庄級の身体能力を称賛。
◆13年
3・5キロ走で1位藤浪が13分57秒で1着。終盤に先頭に立つ頭脳的なレース運びに、和田監督は「性格が見えた。持久走は投球に表れてくる」と感心。
◆12年
2キロ走で5位松田が1着。周囲から「1着なら1面」の声にハッスル。1位伊藤隼が2着。



