1軍と2軍を分けません!

 楽天大久保博元監督(47)が21日、仙台市内の球団事務所で行われた首脳陣らによるスタッフ会議に出席した。2月1日から沖縄・久米島で行われるキャンプの詳細を決定。報道陣の前に現れると力強く言い切った。「1軍キャンプだった久米島球場の方を『久米島班』、2軍の仲里球場を『仲里班』とする。13日間は1軍の振り分けでなく、班分けでオーダーメードの練習をしてもらう」。2月13日に沖縄・金武町に移動するまで、1、2軍の区別をしないと明言した。

 1人1人に見合った練習をさせるための、枠の廃止だ。振り込みが足りなければ「仲里班」で振り込ませ、走り込みが必要なら走らせる。弱点を補って、上向きになれば「久米島班」で実戦をさせる。1、2軍と明確な線引きをするのでなく、選手の流動性を高めるための案だった。

 また「新任コーチも多い。互いにシャッフルすればいろいろ見られる」と首脳陣の交流も深める。両班の休日と紅白戦の日程をずらし、互いの選手を視察させる。選手も13日からの1軍同行に向けて、アピールが足りなければ両班の紅白戦に出ることができる。大久保監督は「紅白戦で競争してもらって、金武町に行けるかどうか。振り分けが始まる」と説明した。実戦で結果を出すことが1軍に近づく。垣根のないサバイバルが始まる。【島根純】