ボクシングの前東洋太平洋バンタム級王者岩佐亮佑(25=セレス)が「右」で世界を取る。

 6月13日(日本時間14日)に英ブリストルで行われるIBF世界同級暫定王座決定戦に向け、28日には千葉県内の所属先でジムワークを消化。王座を争う同級4位ハスキンス(英国)を意識し、得意の左ストレートに加え、右の強化に取り組んできた。スパーリングでは相手を右ボディーで圧倒するなど手応えを実感。「左を警戒してくると思うので、右がポイントになる。しっかりジャブを突いて、フック、ボディーと攻めていきたい。相手の嫌がる戦い方でリズムをつかみたい」と話した。来月6日の渡英に向け、最後の追い込みに入る。