第4試合でインターナショナル・プリンセス王座戦が行われ、王者の鈴芽(27)が11分36秒、リング・ア・ベル(飛び付き式ダイヤモンドカッター)で挑戦者ハットリ桜から3カウントを奪って初防衛に成功した。

ハットリは忍者らしく、鈴芽の背後からのドロップキックをさらりとかわして、サッカーボールキックたたき込み、手刀で鈴芽にダメージを与えた。さらにバック転キックをさく裂させた。

フラフラとなった鈴芽だが、セカンドロープからの飛びつきフェースクラッシャーで反撃。ドロップキック、串刺しエルボー、フェースクラッシャーとたたみかけた。

鈴芽はエプロンでハットリのキックをキャッチしてから奈落式フェースクラッシャー。さらにハットリをリングに戻してミカヅキ流星群(ダイビングボディアタック)を降らせた。

直後のリング・ア・ベル狙いはハットリが回避。鈴芽の足を引っかけて転倒させ、吉兆籠目(変形押さえ込み)で押さえ込んだ。これをカウント2で返した鈴芽は、ハットリの神伝不動流中断前締裏(変形肩固め)をなんとかしのいで熨斗紙(変形フェイスバスター)を決めた。

しかしコーナーに登った鈴芽はスパイダー式の縦アームドラッグでマットにたたきつけられ、落花啼鳥(コーナー上で九字を切ってからのダイビングフォアアーム)を浴びてしまう。これは鈴芽がカウント2でキックアウトしたが、さらにシャイニング延髄斬り、ハイキックと連続で浴びた。

それでも鈴芽はハットリのロープからのダイブをかわすとリング・ア・ベル。1度はカウント2で返されたが、コーナーに駆け上がってのフェースクラッシャーから、2度目のリング・ア・ベルにつないで仕留めた。

この試合の勝者は、4・8上野大会で行われた次期挑戦者決定5WAYマッチに勝利した風城ハルと、5・4後楽園大会で防衛戦を行うことがすでに決定している。鈴芽は試合後、ハットリに言及しながら「すごく強くて、すごく世界に東京女子プロレス、プロレスの楽しさとかを知ってもらえるきっかけになる選手だと思います。それがすごく私はうらやましいし、悔しいし、今回彼女に勝てたことが自信につながります。最後の最後まで目は死んでなかったし、またきっと狙ってほしいと思うので、いつでも受けて立てるように私はこれからも守っていきます」と今後の防衛に意欲を見せていた。

一方ハットリは「あれだけ言っておいてこの結果とは…われながらふがいない…また修行に励むとしよう。しかし…次の機会は絶対に負けぬ。王者が誰であっても、拙者はいつでも狙っている。いいね」と悔しさをにじませた。