総合格闘技のRIZINは14日、都内で会見を開き、29日、31日にさいたまスーパーアリーナで開催する無差別級トーナメント大会に出場する予定だったヴァンダレイ・シウバ(40=ブラジル)の欠場を発表した。

 シウバは、29日の準々決勝で、かつてPRIDEで闘ったミルコ・クロコップと対戦が予定され、これが今大会の最も注目されるカードとなっていた。11月に、シウバのいるブラジルで直接会ったという榊原信行実行委員長は「本人は試合をすると言ったが、家族やドクターからのOKが出なかった。来年、RIZINのリングで2人が万全の状態で試合をすることを約束する」と語った。シウバの代わりにクロコップと戦う選手は、19日か20日にも発表されるという。また、この日、無差別級トーナメントの優勝者が受け取るトロフィーとチャンピオンベルトが完成しお披露目された。同大会に出場するRENAが31日に、ハンナ・タイソンと対戦することや、キックボクシング界の期待の若手、那須川天心(18)が、29日に初参戦することも発表された。