4日の東京ドーム大会でIWGPヘビー級王座を防衛したオカダ・カズチカ(29)が6日、都内の新日本事務所で会見した。

 挑戦者ケニー・オメガ(33)との46分45秒という死闘を制したオカダは「これまでたくさんの激闘をしてきたが、初めての死闘だった。やってて死ぬんじゃないかと思った。オメガが強くて、何をやったら勝てるんだろうと思ったが、それをオレが超えることによって自信になった。世界中に響いたとてつもない防衛戦だったと思う」と、試合を振り返った。

 翌日5日の後楽園大会では、鈴木軍の襲撃によって新たな敵が生まれた。オカダは鈴木軍を率いる鈴木みのる(48)について「いつまでたっても鈴木みのるというレスラーは嫌いなんだなと、あらためて思った。これまで戦ってきたいろんな選手の中で、嫌いでも認められる選手はいたが、鈴木みのるに関しては絶対ない。認める部分もない」と鈴木を完全否定。それでも、今後の対戦については「昨日、鈴木さんはこのベルトに手を掛けたから、(ベルトが)欲しいんだと思いますよ。やるからには絶対勝つ。今のオレは強いですよ。(鈴木軍がノアで戦っていた)2年前とは違います」と自信たっぷりに言い放った。