総合格闘技RIZINは28日、都内のホテルで30日に開催するさいたまスーパーアリーナ大会の直前全選手会見を行った。

 タレント野沢直子の長女で、同大会がプロデビュー戦となる真珠・野沢オークライヤー(23)が28日、デビュー直前の心境を語った。真珠はミニスカート姿で登場すると「東京・大森のジムで、トレーナーと朝、夜の練習を行ってきた。朝は寝技とグラップリング。夜は立ち技と打撃の練習。2週間前から相手のスタイルに合わせて練習した。相手は打撃の選手で私も打撃の選手だから、打撃の練習に集中した」と話した。

 母については「(試合が近づいても)私は全然ドキドキしないんだけど、お母さんと話をすると、お母さんの方が緊張して、ドキドキしている。試合の話をするとすぐ泣くんです。『何でこんなことするの?』って昨日の晩もすぐ泣きだした」と苦笑した。

 4月の横浜アリーナ大会で参戦を表明し、7月にデビューが決まった。米国のアマチュア大会で3戦し、2勝1敗。その実力が、いよいよプロの舞台で試される。「私が勝つイメージはできている」と、自信をのぞかせた。