WBC世界フライ級タイトルマッチ(23日、東京・両国国技館)の予備検診が18日、都内で行われ、王者内藤大助(34=宮田)と挑戦者で同級13位の山口真吾(29=渡嘉敷)が検診を受けた。

 身長で6・4センチ、リーチで10センチも上回った内藤は「オレ、手長いから。多少、有利かな」と自信を見せた。医師にふんした渡嘉敷会長から頭に聴診器を当てられ「頭が悪いですね。もうボクシングをやめた方がいい」と挑発されたが「一番の敵は渡嘉敷会長。術中にはまったらだめ」と笑って受け流した。