WBC世界バンタム級王者の長谷川穂積(28=真正)が20日、神戸市内で会見を開き、12月18日に神戸ワールド記念ホールで10度目の防衛戦を行うことを発表した。

 対戦相手は元WBA世界フライ級王者で、現WBO世界バンタム級1位のエリック・モレル(34=プエルトリコ)。通算41勝(うち21KO)2敗の強者だ。長谷川は「非常にテクニシャンで、今までやってきた中で最高にうまい選手だと思う。区切りの10度目ですし、やってきたことをすべて出したい」と意気込んだ。

 また、前座ではWBC世界フェザー級3位の粟生隆寛(25=帝拳)が10回戦を行う。相手は現在交渉中だが、7月に同級王座から陥落した粟生にとっての再起戦となる。